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「いつかやりたい」から踏み出せない ~北米展開が進まない企業に共通する“6つの実情”と、ForeWaveができること~
日本国内で事業が安定し、商品力にも自信がある。
国内では、顧客との接点や販売チャネルも一通り整備され、一定の成果は出ている。
それでも「海外展開」となると、なぜか一歩が踏み出せない。
✅ 実際、北米市場に関心がある企業のうち7割以上が「行動に移せていない」
──【出典:JETRO・中小企業海外展開調査2023】
ForeWaveでは、多くの企業が直面する“止まっている理由”に耳を傾けながら、その課題を構造的に捉え、逆算型の支援を提供しています。
実情①:「海外対応できる人材がいない」
――やりたいのに、動けない状態が社内にある
よくある声:
- 英語も海外経験もある人が社内にいない
- 担当者はいても、兼務で手が回らない
- 外注したくても、何をどう頼めばいいかわからない
「リソースがない」こと自体が問題のように見えて、実はその背景にあるのは、社内で誰が何を担うのかが設計されていないという“構造上の問題”です。単に英語を話せる人や経験者がいないこと以上に、「誰が判断するのか」「誰が責任者なのか」「何を外部に委ねるのか」といった業務の流れが整理されていないため、動きたくても動けない状態になっています。
- 検討段階で止まったまま半年以上が経過してしまう
- 兼務の担当者がいても意思決定まで持ち込めない
- 外注したくても、何をどこまで頼むべきかが曖昧
これは、実行以前の“土台が設計されていない”ことによって生じるタイムロスであり、企業にとって最ももったいない停滞期であり機会損失であるといえます。
ForeWaveの支援
ForeWaveは、表面的に「人を補う」のではなく、社内体制と判断軸の構築から伴走します。経験がなくても前に進めるよう、企業の内部事情に即したサポートを提供します。
- バイリンガル対応可能な実務チームが、日本語での資料作成・社内会議・情報整理をサポート
- 英語での交渉や現地パートナーとの対応も必要に応じて代行し、動ける状態を整える
- 検討中のアイディアを、社内決裁までつなげられるよう、役員会向けの説明資料・意思決定資料を共に作成
- 週次単位で進捗を共有し、担当者の不安やボトルネックを早期に発見・解消
- 単発支援ではなく、やりながら社内に知見を蓄積する“育てる支援”を重視
実情②:「現地ニーズがわからない」
――共感の座標軸が見えないと、手が打てない
よくある声:
- 北米の消費者心理がわからない
- 日本で売れていても、海外で通用するか不安
- 翻訳したのに、まったく反応がない
多くの企業が抱える「何が刺さるのかわからない」という不安の本質は、“価値観のズレ”が可視化されていないことにあります。言葉が通じても、文化が伝わっていない。日本で当たり前に通じていた訴求軸が、北米では機能せず、何を伝えればいいのか分からなくなってしまう。この状態では、翻訳しても反応が薄く、次の一手が打てません。
- 「高品質」「丁寧な作り」だけでは、購買動機につながらない
- 消費者が求めているのは“スペック”ではなく“自分ごと化されたストーリー”
- 言語翻訳ではなく、文化翻訳が必要とされる時代
ForeWaveの支援
ForeWaveは、単に現地で売れる表現に“言い換える”のではなく、価値を現地文脈で再定義することを重視します。消費者の共感軸に沿った伝え方を共に設計します。
- 消費者インタビューや市場トレンド分析を通じて、「今、何が共感されているか」を言語化
- 認知〜比較〜購入までのカスタマージャーニーをもとに、段階ごとの訴求ポイントを設計
- コピーやUI/UXを、文化・感性に合わせて再構築し、「この国の、この人に届くかたち」へと最適化
- 単なる翻訳ではなく、購買心理に寄り添うコンテンツ・導線の再設計をサポート
実情③:「AIで市場が一変していく中、次の打ち手が国内なのか見えない」
――変化の波を、“海外市場という選択肢”につなげられるかが分かれ目に
生成AI時代が定着し、エージェントAI時代に移行していく中、商品開発・マーケティング・コミュニケーション手段・カスタマージャーニーそのものが急速に変化しています。国内でも変化に対応しきれず、「情報がありすぎて、何が自社にとって最適なのかわからない」と感じる企業は増えていますが、同時に、日本市場だけで戦う事自体がリスクになってきたという認識も高まりつつあります。様々なツールによって、言語の壁がある一定でなくなった今、そもそも日本市場のみに留まる理由はもはやありません。
- 国内での売上の広がりが見えない
- 今のブランド設計では限界がある
- そもそも今後の拡大余地があるのはどこか?
そんな問いに対して、AI時代の到来は「ローカルで勝つ」だけでなく、「越境して拡げる」という選択肢を現実のものにし始めています。しかし、越境には、越境のスピードがあります。北米などの市場では、もはやAIの実装スピードなどが日本の数倍のスピードで進化しており、従来の考え方が通用しない部分も多くあるのが実情です。
ForeWaveの支援
ForeWaveは、「変化に飲み込まれないための対処」ではなく、変化の波に乗り、自社の拡張可能性を広げるための戦略的な越境支援を行います。
- 最新のマーケティングトレンドや購買文脈を活用し、現地仕様のマーケティング戦略立案とテスト展開
- 実装スピードを重視し、変化の激しい時代に適したアプローチで日々の最新動向等も共有
- 経営視点からの判断を支える情報設計と戦略対話の場づくりで、経営層・事業責任者との対話を重ねながら、中長期の視野での越境展開を共に描く
実情④:「信頼できる現地パートナーが見つからない」
――任せたいのに、任せられない
よくある声:
- ネットで調べても選定基準が分からない
- 紹介されても価格の妥当性が不明
- 成果物の良し悪しも判断できない
海外パートナー選定における最も大きな障壁は、「判断材料が足りないこと」です。検索すれば現地のパートナー候補は多数出てきますが、自社に合うかどうか、相場が適正か、成果が出るのかを判断する術がありません。さらに、日本的な「依頼・納品」の関係性を前提にすると、北米に根づく“チームベース”の文化と噛み合わず、期待外れに終わるケースも少なくありません。
- 相手の文化や商習慣が分からないまま、価格や成果物の評価ができない
- 選定や交渉のプロセスに不安が残り、結局動き出せない
- 日本的なトップダウンの依頼スタイルでは現地側が本気にならず、成果も出にくい
ForeWaveの支援
ForeWaveは、「相手がいない」のではなく「判断できない」状態を解消します。単に現地の販売チャネルパートナーを紹介するのではなく、選定・交渉・関係構築のプロセスに並走しながら、“共創できる関係性”の構築を支援します。
- 業種や目的に応じて信頼実績のある販売チャネルパートナーとのネットワークを活用
- パートナー選びにおいては、相場感、リスク、契約時の注意点などを整理し、選定・比較・交渉までを包括的にサポート
- オンライン会議に同席し、通訳・進行役としてもサポート
- 成果物の納品関係ではなく、ブランド理解・フィードバック・改善を前提とした“育てる関係”の土台を一緒に設計
実情⑤:「挑戦してみたい。でも、クリアにイメージがわかない」
――“試したい気持ちはあるのに、決断できない”から“これならいける”と一歩を踏み出せるところ”へ
「海外で自社の製品・サービスを試してみたいのに、成功するかのイメージがまだわかない。でも、可能性を感じている」──この声に象徴されるように、多くの企業は試してみたい!挑戦してみたい!予算をどこに費やせばいいか、という想いを抱えています。
しかし、実際にはどのようにテストしたらいいのか分からないだったり、試したことがうまくいくイメージまでのビジョンが具体的に描けないことが多く、実際にプロジェクトを進めるところまでいかないで停滞してしまいます。海外展開に関しては、精通している日本市場とは違い、現地の知識や経験、生活感がないことで、具体的なイメージを描くことはそもそも難しいのです。
- 成功のイメージが湧かないために、社内合意が取れず、プロジェクトが動かない
- 何をテストすれば、どんなことが分かるのか、というゴールの見通しが立たない
- 現地の生活者目線や購買感覚がわからず、施策にリアリティを持てない
ForeWaveの支援
ForeWaveでは、”やりたいけれど踏み出せない”という状態を、「これならいけそう」「ここからなら始められる」という確信へと変えるために。テスト設計の前段階から伴走します。
- 北米の購買行動や競合動向、レビュー文化などの、生活者視点を翻訳し、具体的なテスト施策の全体像を一緒に描きます
- スモールテストの設計を通じて、まず試すべき商品・価格帯・チャネルの仮説を整理し、納得感のある実行プランへ落とし込みます
- テスト後は、「何がわかったのか」「どう次に活かすか」を軸に、成果の見える化レポートを作成し、次フェーズの社内提案・判断材料として活用できるよう支援します
実情⑥:「強みはある。でも、伝わらない」
――価値が届かないのは、“翻訳不足”ではない
日本企業によくあるローカル視点が欠けた表現の例:
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自社の商品やサービスに自信はある。にもかかわらず、海外ではその魅力が伝わらない。これは決して「品質が足りない」のではなく、その価値をどのように言語化し、相手にとっての意味として伝えるかが設計されていないからです。
日本で効果的だった表現(「高品質」「丁寧な作り」「人気商品」)がそのままでは北米市場では通用しません。なぜなら、それらの表現は「だから何?」と受け流されてしまうからです。伝えたいことと、相手が聞きたいことがズレているのです。
- 日本的な“職人技”や“こだわり”が伝わらないどころか、逆にコモディティとして扱われてしまう
- 海外では“独自性”や“体験価値”を自分の言葉で説明できないと、評価に至らない
- 言葉を翻訳するのではなく、“何をどう語るべきか”を再定義する必要がある
ForeWaveの支援
ForeWaveは「翻訳」ではなく、「再定義」によって、北米で伝わるブランドストーリーを構築します。
- 「品質が良い」ではなく、「どんな使用体験が生まれるか」「なぜそれが重要か」という視点から、PRコンセプトやタグラインを再設計
- レビューや実体験のエピソードを用いて、価値の根拠を現地視点でストーリー化
- 北米における競合や価格帯を踏まえ、価格そのものの見せ方や心理的納得感を含めた“価格の再定義”を実行
- 価値の再設計を通じて、商品を“買う理由”へと転換します
ForeWaveの伴走型進行:リスクを“動きながら”下げるステップ設計
これら6つの実情は、すべて「やるべきことが分からない」「動きたくても設計されていない」ことによる停滞です。ForeWaveは、“海外経験者の代行者”ではなく、「構造をつくるパートナー」として、企業と共に動きながら成果へ導きます。
Step 1. 課題の洗い出し
現状のマーケティング体制や商品・ブランドの特性、社内リソースなどを多面的に分析し、立ちはだかる障壁や課題を具体化します。海外展開に向けた活動の整備状況から、言語・文化的ギャップ、ファネル設計まで、進出段階に応じた優先度を見極めます。
Step 2. 戦略設計
明確になった課題に対し、短期・中長期の展望を見据えた戦略を設計します。全体戦略と同時に、「まず何を試すか」という小さな仮説とアクションプランを設定し、検証可能な状態で動き出せるように設計します。
Step 3. 施策実行
具体的なマーケティング施策に落とし込みながら実行に移します。現地消費者のリアルな反応を見ながら、その場での細やかな調整も可能な設計を行い、スピード感を持って展開していきます。
Step 4. 効果検証と改善
施策の成果を定量・定性の両面から分析し、次の打ち手に反映させます。市場の反応やデータに基づいて、メッセージ・クリエイティブ・訴求軸などを微調整しながら、最適解に近づけていきます。
完璧を待つのではなく、動くことで見える課題や気づきに向き合い、最適な方向へ進化させていく。この“進みながら整える”アジャイル設計こそが、海外展開において最も実践的で、かつ再現性のあるアプローチだと考えています。見えない壁を構造化し、動きながら成果に変える――そのプロセスに、ForeWaveは、“実行チームの一員”としてともに進めていきます。

ビジョンを共に実現するパートナーとして
ForeWaveは、ビジョンを共に描くパートナーです。対話を重ねながらゴールを定め、貴社の海外展開を“社外のチーム”ではなく“内部の海外部門”としてリードします。限られた打ち合わせ時間でも本質を見抜き、相手の深層にある課題や意図まで汲み取る洞察力とイメージを具現化する実行力が私たちの強みです。海外という新たなフィールドで、新たな一歩を共に築きませんか?
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